「よかったこと」に目を向ける習慣
「3 Good Things」は、その日にあった「よかったこと」を3つ書き出す、シンプルな習慣です。
私はどちらかというと、「よくなかったこと」に目が向きやすいタイプでした。
「Glass half full(コップに半分水が入っている)」というよく使われる表現がありますが、私の場合は「半分入っている」ことより「半分入っていない」ほうに目が行きやすい。
だからこそ、3 Good Thingsを続けることで、日常の中の「よかったこと」に目が向くようになったことは、自分にとって嬉しい変化でした。
「今日はこれができた」
「これは思ったよりうまくいった」
そんな小さなことにも気づきやすくなり、一日の終わりが少し穏やかになった気がします。
「できたこと」の奥にあるもの
ここからは 3 Good Things からもう一歩、私なりの工夫の話です。
続けているうちに、もう一つ気づいたことがあります。
3 Good Thingsでは「今日は○○ができた」「○○がうまくいった」「◯◯がよかった」という結果を書くことが多いのですが、よく考えると、その結果につながるまでに自分なりの行動や工夫があったはずです。
そこで「何ができたか」だけでなく、「自分はどうやってそれを実現したんだろう?」と振り返ってみることにしました。結果だけを見ると「できた」という事実しか残りませんが、そこに至るまでの選択に目を向けると、自分がどう取り組んだのかが見えてきます。
仕事でもやってみた
仕事でも使えそうだと思い、「今日は何がうまくいったかな」と振り返るようにしてみました。
うまくいかなかったことの振り返りは経験が多い一方、うまくいったことはなかなか出てこないな、と長年感じていました。よくKPT法で振り返るのですが、「Keep」がなかなか出てこないんです。
そこで「うまくいった」で終わらせず、
「うまくいった=自分はどう取り組んだんだろう?」
と考えてみると、事前に確認していたり、相手が動きやすいように情報を整理していたり、自分なりの工夫があったことに気づきました。
「よかったこと」を見つけるだけでなく、その中にある自分の行動にも気づいていく。そこまで振り返ると、次の機会にも意図して使えたり、「自分はこういう工夫をしやすいんだな」と自分のパターンに気づいたりします。
振り返りに3つの質問を加える
最近は、3 Good Thingsの中で特に振り返りたいものがあったとき、「行動」「工夫」「意識」の3つの角度から見返すようにしています。
- どう取り組んだ?
- 何を工夫した?
- 何を意識した?
結果だけでなく、そこに至るまでの自分にも目を向ける。3 Good Thingsを続ける中で、自分なりに振り返り方を広げてみたという話でした。
続ければ続けるほど、このあたりの格言がすごく腑に落ちてきます。
- "Nothing is good or bad, but thinking makes it so." — William Shakespeare
- "The pessimist sees difficulty in every opportunity. The optimist sees opportunity in every difficulty." — Winston Churchill
- "It's not what happens to you, but how you react to it that matters." — Epictetus
