多読はじめるときに気になるのが、本のレベルですね。
YLと各Graded Reader のレベルについて簡単に。
読みやすさレベル(YL:Yomiyasusa Level)
SSS英語学習法研究会 が日本語話者向けに定めたレベル、その名の通り読みやすさを0.0-9.9で表しています。
Graded Reader 出版社の定めるレベル
代表的に Graded Reader の大手3社をみていきます。
CER、OBW、Macmillanは3社とも6段階程度で示しています。
Cambridge English Readers (CER) | Level 1 Beginner/Elementary Level 2 Elementary/Lower Intermediate Level 3 Lower Intermediate Level 4 Intermediate Level 5 Upper Intermediate Level 6 Advanced |
Oxford Bookworms Library (OBW) | Starter preA1-A1 Stage 1 A1-A2 Stage 2 A2-B1 Stage 3 B1 Stage 4 B1-B2 Stage 5 B2 Stage 6 B2-C1 |
Macmillan Readers | 1 Stater 2 Beginner 3 Elementary 4 Pre-intermediate 5 Intermediate 6 Upper Intermediate |
(おまけ)CEFR
各社の本のレベルは「CEFRのいくつにあたるか」というのが公開されています。
ヨーロッパで外国語の学習者の習得状況を示す際に用いられるガイドライン。レベル下位から順に、A1、A2、B1、B2、C1、C2 の6つのレベルに分かれています。Wikipedia などに詳しく書かれているので、気になる場合は見てみてください。
・NHKの英語テキストもCEFRに合わせてレベルが示されています。
・TOEIC等の英語の能力テストもCEFRに合わせた点数や級などが示されています。
・海外の語学学習書も、このレベルに合わせてレベル表示がされていることが多い気がします。